Dead of Dead - デッド オブ デッド こんなヒーローになるくらいなら死んだほうがマシかもしれない

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あらすじ

突如訪れたXデー。 ある日突然、未知のウィルス“DeDe”が人々を蝕みはじめた。 果たして、ウィルスは自然発生的なものなのか…それとも、人工的なものなのか…。 “DeDe”に感染しても見た目には現れず、血液などで正確に判別する手立てもない。ウィルスは誰にも気付かれないまま、静かに、ゆっくりと人類を侵食していった。 やがて、人類がその存在に気づいた時には世界人口の1割近くが感染しているとも言われ、既に手遅れと言える事態に陥っていた。 各国は混乱を防ぐため、秘密裏に共同戦線を張り“DeDe”を抑制するワクチンの開発に奔走するが、ウィルスを解明することも出来ないまま、ただただ時は過ぎていく日々。 必死に各国政府はウィルスの存在をひた隠しにするも、ある一部のネットユーザーから、感染者は通称“デデ”と呼ばれるようになっていた。
“DeDe”の症状は以下の通り。
  • 外見は普通の人間と同様だが、『食人衝動』に目覚める場合がある。
  • 捕食の際(食人衝動発動時)のみ、身体が強靭となり人肉を消化する機能を得る。
  • 通常の食事では味や匂いがせず、満腹感を得る事が出来なくなる。
  • 年齢、性別、体格などによって、食べる量、凶暴性、形状は異なる。
  • 感染経路は不明。空気感染、血液感染など諸説あり明らかになっていない。
当初、多くの感染者は感染者同士でコミュニティを作り、牛や豚などの生肉を喰らい、食人衝動や空腹感をごまかしていたが、各国の重鎮にも感染者が出始めたことにより、“DeDe”関連の人肉確保に関する事件の揉み消しが横行し始め、それだけではなく、大手薬品会社「Z-CITY」と組んだ“コア”と呼ばれるサプリ(実際は人肉の成分が練り込んである薬で、ゾンビの空腹を満たす効果がある。)の世界販売など、DeDe関連ビジネスが民間企業で始まったことにより、社会的な混乱を引き起こす大きな問題は未だ表に出ることはなく、都市伝説のようにネット上で囁かれながら、徐々に日常生活に侵食していくのだった…。 そんな中、ある男が立ち上がる。彼の名は『Dr.中松』 幼い頃から神童と呼ばれた中松は、可愛がっていた子犬が交通事故で亡くなったことがきっかけで、生命の再生に興味を持ち、クローン研究に没頭。 現存する再生生物“プラナリア”の細胞を研究し、大学を卒業する頃には、人生の大半をかけ没頭した、人の細胞を再生するクローン技術の論文を発表するも、その猟奇的とも取られる内容やサイコパスな倫理観が反感を集め、論文は誰からも認められることもなく、“天才”と言われた彼自身もまた、それをきっかけに医学界から干されることになった…。 しかし… 諦めきれなかった中松は、長年の間、自宅に籠もりながらひたすら研究・実験を繰り返し、ついに長年の夢であった細胞の増殖・再生を促す薬“FAT-X”を開発。 使う機会を、ひたすら待ち望んでいた。 そんな中…とある田舎に住むおばあちゃん:和子(78歳)のツイートを発見。 「やっと、ご飯が美味しく食べれるようになったわい。」 誰も見向きもしない、いちツイート。 だが、“天才”Dr.中松は違和感を察知し現場に急行、そのおばあちゃんに一体何があったのか、ヒアリングすることになる。
症例 和子はコンビニにバイト中、どうやら食人衝動が抑えきれず、買物中の青年の首筋を一口ガブリ。驚いた青年は逃走するも、和子はそれ以降食人衝動が消え、好物のきんぴらを美味しく食べる日々。
「昨今、ネットで囁かれている“DeDe”の抗体は、その青年の体内にのみ存在するのか…?」 その後、Dr.中松は必死のパッチでその青年(主人公)を探し、そして、出会うことになる。 ただ、その青年は…3年以上も引きこもるニートなのであった…。 家族と離れ、一人暮らし。無気力のゲーム三昧。ご飯はずっと、出前館…。 この糞ニートこそが、Dr.中松の研究を正当化してくれる現代の生けるワクチン男…。 彼に死なない身体を授けることが出来れば、我が研究が世界を救う!? デデが彼を捕食することこそが、この世界を救える唯一の手段!! この物語は、うだつの上がらない糞ニートが、この世界のヒーロー(救世主)となる… かもしれない…なんとも馬鹿げたお話です…。
こんなヒーローになるくらいなら死んだほうがマシかもしれない

ディスコグラフィ

Dead of Dead シーズン1

2021年6月14日から、
隔週全2作品配信予定
販売価格 1,980円(税込)

キャラクター

第2弾キャラクター

新田鈴(にったべる)CV:椎名へきる)

新田鈴(にったべる)

第1弾キャラクター

上木流奈(かみきるな)CV:南條愛乃)

上木流奈(かみきるな)
主人公(リスナー)の実妹。女子校に通う高校2年生。
人にやさしく、真面目で穏やかな性格。
5歳の頃、父親が病気で亡くなり、兄が父親代わりでもある。
小学生の頃、いじめに会い不登校になるが、兄(主人公)に助けられ以来、最近では友達も増えて明るい学生生活を送る。
昔は誰にでも明るく、快活だった兄を尊敬していて英雄視している。
うらたあさお

うらたあさお

イラストレーター

ライトノベルの装画やゲームのキャラクターイラスト、Vtuberのデザイン等で活動中


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@asaorando